相続準備メモ:遺言

相続ブログ

相続準備メモは 相続の準備 の第一歩です。
今回のテーマは「相続準備メモの作成」遺言編です。

相続準備メモとは?

相続の準備 のスタートには「相続準備メモ」がおススメです。
身の回りの情報をメモすることで「相続準備がちょっとだけ前に進める」ことができるツールです。
書き方は遺言書と違って自由です。いつ作成を始めても構いません。
また、今書けるメモだけをかいたらいいので書く範囲も自由です。

相続準備メモとエンディングノートの違いは

相続準備メモとエンディングノートは、似たようなものですが大きな違いがあります。

エンディングノートは、まずは自分のための振り返り・頭の整理のためにつくるものということが一般的です。
ノート形式も多いので、網羅的に記入することで網羅的な相続準備にも役立ちます。
ただ、一冊のノートなので空欄ページがあると、完成していないような感じをもってしまったりします。
このあたりがとっつきにくさの原因になっているかもしれませんね。

相続準備メモは、一枚一枚のメモを単独で残すものです。
そのため、一枚メモができたら、一つ相続準備が進んだ、という実感が持てるとツールです。
一枚ずつメモを重ねることで、一歩ずつ相続準備がすすむ、というコンセプトでつくられています。

相続準備メモの目的は、残された方が困らないようにするため、が第一です。
そういう意味で、相続後に残された方への情報の申し送りの色の濃いツールです。
是非、一歩一歩、気になるところからで結構ですので、メモを作成することで準備を進めていただければと思います。

今回の相続準備メモのテーマは「遺言」

今回ご紹介する相続準備メモは「遺言」です。

このメモに、遺言の有無や保管場所などを書いておきましょう。
せっかくの遺言書も、その存在がわからなければ作った意味がありません。
相続人がこのメモを見ることで、相続が発生した後の手続きがスムーズになります。

なお、遺言書の種類はどのようなものがあるのか?手続きはどうすればよいのか?につきましては、下記ブログをご参照ください。

2022.2.14 相続の準備 「遺言」にはどのようなものがあるのか?
2022.2.24 「相続の準備」では「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」が一般的
2022.2.28 公正証書遺言は「相続の準備」の守りのベスト

遺言についての情報

このメモはダウンロード及び印刷して使います。
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ご自身で遺言書を書くべきかどうか?わからない場合は、一度専門家にご相談することをおすすめいたします。

まとめ

相続の準備 を進めるうえでのポイントは、情報と思いの部分の切り分けです。
残される方が楽になるような情報は、整理して受け取りやすくすることも残される方へのギフトになります。
もちろん、それも自分自身の振り返りにもなりますし、家族や知人に対する思いやメッセージもあわせて残されることもお勧めしています。

市川欽一税理士事務所では「相続の準備」「相続申告」を支援しています。
相続の準備をしておきたい・詳しく知りたいなどありましたら、いつでもご相談承っています。
ご自身の意向に沿った最善と思われる方法をご提案いたします。

(相続準備メモは、市川欽一税理士事務所・合同会社ライフシェルパで共同開発しています。)

執筆:遠山 真由美(大阪市北区南森町)

(制度は投稿時点のものになりますので、ご注意ください)

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