「見守りサービス」にはどんなものがあるか

相続ブログ

高齢の親が心配であるものの仕事や家庭の事情で同居しながらの生活は難しいなど場合のサポートとして最近注目されているのが「見守りサービス」です。具体的にはどのようなサービスが提供されているのかをまとめました。

スマホで始めるアプリタイプ

身近なスマホで一人暮らし家族の安否確認ができるサービスです。見守る側も見守られる側もスマホを利用することが前提のサービスです。様々なアプリがあるが見守りに特化したアプリもあり、スマホに不慣れな高齢者も使いやすいように開発されています。

みまもりサービス

スマホの利用履歴を通知してくれるサービスです。一定期間利用がない場合は、自動電話がかかってくる仕組みのサービスです。

費用:1カ月 528円(税込) 提供会社:ソフトバンク㈱
みまもりサービスの紹介ページはこちら

おうちで安心

利用者の健康状況をげんき・ふつう・わるいで登録し、履歴の管理を行います。「わるい」と連絡された場合はご家族等に連絡されます。また日々の歩数の確認ができたり、登録したお友達・家族にその情報を共有できます。
オプションで管理者が設定した「お弁当」「洗濯」などの注文内容を連絡することができます。

費用:1カ月アプリ無料 提供会社:㈱プロフェッショナル・ネットワークス
おうちで安心の紹介ページはこちら

一人暮らしのワンコイン見守り

カメラやセンサーではなく、日々の安否ボタンで対応するサービスです。具体的にはラインで毎朝7時にメッセージを送ります。(連絡時間は週3・週末のみの設定も可能)
15時までに既読ボタンがない場合は再送信されます。18時までに既読にならない場合は電話で状況を確認します。電話でも状況が確認できない場合は、予め定めた緊急連絡先に連絡します。

費用:1カ月 500円(税込) 提供会社:合同会社Looops
一人暮らしのワンコイン見守りの紹介ページはこちら

センサータイプ

生活導線にセンサーを設置することにより、日々の生活の中で家族の安否確認ができるサービスです。以下にいくつか紹介させて頂きます。

アイシル

人感・ドア・照度・湿度センサーがあり、変化がない場合見守り側に教えてくれます。また、毎日の安否確認、生存確認は「おはようボタン」などを押してもらうことで確認が可能なため、毎日ボタンを押してもらうことで元気に過ごしているという安心感があります。万が一の時はワンタッチの緊急連絡ボタンがあります。
費用:1カ月 2,178円(税込) 提供会社:㈱アイトシステム
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if まもるR くん

人感センサーにより設定時間に反応がない場合、登録者のスマホやパソコンへ通知されます。
人感センサー以外にドア・照度・湿度センサーがあり、変化がない場合見守り側へ通知します。
オプションでは、みまもりケータイがあり、ストラップをひくと緊急メールを送信することができます。

費用:1カ月 3,300円(税込) 開発提供会社:(有)インターフェース
if まもるR くんの紹介ページはこちら

リフィー

トイレや窓・玄関等にセンサーを設置します。このセンサーは両面シールのため工事は不要です。ドアや窓の鍵等の戸締り状態を検知できます。
別料金追加で、室内・室外のカメラを設置可能で、リアルタイムの状況を登録のスマホで確認できます。

費用:1カ月 1,078円(税込) 提供会社:㈱Storobo
リフィーの紹介ページはこちら

IOT機器を利用した見守りサービス

飛躍的な進化を続けているIOT機器を活用した見守りサービスも増えています。
IOT(アイオーティー)とは、インターネットを経由して物と物が通信して繋がることをいいます。これまではインターネットに繋がっていなかったような家電製品にも次々に搭載されており、見守りにも活躍しています。

IOT機器においては、設置工事は不要で手軽に導入できることが魅力の一つです。日常生活でいつも通りに家電を使用すればいいので、スマホなどの使用に不慣れな高齢者には負担がなく、アプリよりも手軽に導入できる見守りサービスの一つです。

みまもり電池

普段使っている家電(テレビやエアコン等のリモコンやセンサーライト)の単三電池と入れ替えて家電を使用します。みまもり電池に入れ替えることにより、普通に生活することでテレビの視聴時間やエアコンの使用状況・消灯時間が分かります。
アラート機能により、24時間以上使用がありません等の通知がされます。

費用:1カ月 1,078円~(税込) 商品開発:ノバルス㈱ サービス提供:ソフトバンク㈱
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HelloLight

自宅で使っている電球をこのLED電球に交換するだけで、利用できます。(工事やWi-Fi不要)オン・オフを通信で知らせてくれます。点灯するだけで電球内のSIMが発信し、登録したアドレスへお知らせが届く仕組みです。24時間電気がずっと点かなかったり逆に点きっぱなしだったりすると、登録者へメールで知らせることができます。

ヤマト運輸がこの商品を使った「くろねこ見守りサービスあんしんハローライトプラン」を実施しています。離れて暮らす家族の自宅にも電球を取り付けに行ってくれます。また異常を探知した家族から依頼があれば訪問もしてくれます。

費用:1カ月 495円(税込)
商品開発:ハローライト㈱ サービス提供:ヤマト運輸㈱・ハローライト㈱
HelloLightの紹介ページはこちら

i-POT

コンセントさえあれば利用できる手軽さが高齢者利用にマッチしています。最初のモデルは2001年に発売され20年以上実績があります。無線の通信機器を内蔵しているため工事やWi-Fiは不要です。このポットを使用するとその使用状況の最新情報が一日2回メールで連絡され安心。またポットには「おでかけボタン」があり、このボタンを押して出かけることで、外出や帰宅をお知らせできます。

契約者専用のホームページではポットの使用状況をグラフ化したものを確認でき、生活リズムを確認できるようになっています。

費用:1カ月 3,300円(税込) 初期費用:5,500円(税込) サービス提供:象印マホービン㈱
i-POTの紹介ページはこちら

もしもの時、自宅へかけつけてくれるサービス

緊急時や異常時に自宅へ駆けつけてくれるサービス。アプリやセンサーの利用に比べると費用は高額な傾向であるが、代えがたい安心感があります。

HOME ALSOK みまもりサポート

高齢者でも操作しやすいシンプルなボタンを押すだけで、24時間365日ガードマンが駆け付けます。オプションとして災害時の避難支援・暑さ指数を算出し警戒度を連絡する熱中症見守り・火災や煙、ガスを感知するとガードマンが駆け付けるなど様々なサービスがあります。

費用:1カ月 1,870円(税込)
初期費用:66,000円~
サービス提供:総合警備保障㈱ HOME ALSOK みまもりサポートの紹介ページはこちら

セコム・ホームセキュリティー(親の見守りプラン)

廊下やトイレ前などの生活導線にセンサーを設置し、一定時間動きがないと信号をセコムに自動送信されます。また急病やケガの際にはペンダントを「握る」だけでセコムに緊急信号を送り駆けつけます。このペンダントはお風呂場にも持ち込み可能なので安心です。

費用:1カ月 4,400円(税込)
初期費用:48,400円・保証金:20,000円(契約満了時返金)
サービス提供:セコム㈱
セコム・ホームセキュリティーの紹介ページはこちら

まとめ

少子高齢化に伴い、昔にはなかった様々なサービスが展開しはじめました。ご自身や家族の状況によって相続の準備の一つとして取り入れることもできます。

これからの生活をより良いものにするためにも元気な今のうちに考えることは大切ですね。

執筆:遠山 真由美(大阪市北区南森町)

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