今回は養老孟司さんの「まる ありがとう」を紹介します。まるの日常の写真も数多く掲載されています。
愛猫「まる」との思い出
養老さんは愛猫「まる」と18年を過ごしてきました。新聞やテレビの取材が来るほどの人気猫でしたがお別れはやってきます。下記は引用です。
まるがいなくなってほぼ1年になる。ポンと頭を叩いて、「バカ」というと、少し迷惑そうな顔で薄目を開ける。それができなくなったのが残念である。
養老孟司が愛猫「まる」との思い出を語った一冊です。
「まる」との日常の中、突然来た愛猫との別れ。愛猫まるがいなくなってもちろん悲しいですが、それだけを語るではなく養老さんは愛猫の死を通じて人の頭が考えた規格通りの生き方についての危険性や人にとって大事な自然に対し感覚を広げていく大切さを伝えています。
「まる」は「ものさし」
養老さんにとって「まる」は「ものさし」だという。人間社会に長くいると、判断に迷うことがあるが「まる」を眺めていれば人間社会の常識に毒されず物事の本質を見誤ることがないと。
確かに私自身も何か判断や決定をする時、世間的にはどうなのか?他の方の意見はどうなのか?など全く関係ないことや情報によって迷うことが少なからずあったなと思います。
本当はどうなりたいか?どうしたいのか?という基本であり本質を大事にして過ごしてきたのが「まる」かもしれません。愛猫「まる」のように、お腹すいたのでご飯ください!欲しいものは欲しいのです!嫌なものは嫌なのです!と正直に生きることって大事だなと思います。
まとめ
今回は、養老孟司さんの「まるありがとう」を紹介させて頂きました。実家にも家族と仲良しの猫と柴犬がいます。柴犬はだいぶ高齢犬ですが今も元気に過ごしていることが何よりです。
市川税理士事務所でも、ペットに関係するお話が増えてきました。ペットの相続やペットに対して何かできないか?など事前にできる相続の準備として相続に強い税理士のノウハウを是非活用してください。
執筆:遠山 真由美(大阪市北区南森町)
(制度は投稿時点のものになりますので、ご注意ください)
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