エリザベス女王 遺産 720億円 相続税は?

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今年の9月8日に亡くなったエリザベス女王が莫大な財産を残したことは誰もがご存じの通りです。

この莫大な財産に対して相続税はどうなるのでしょうか?

遺産は誰が引き継ぐのか?

英王室のエリザベス女王2世が死去したことを受けて、「遺産」は王位とともに新たに国王となったチャールズ皇太子へ受け継がれます。詳細についてはイギリスが遺書を公開していないため、はっきりと分からない状態ですが。

英王室とエリザベス女王の固有資産

アメリカフォーブス紙によると英王室の保有資産は推定4兆円(280億ドル)、有名なものではバッキンガム宮殿が推定7025億円。なんと1,514カ所の扉、760枚の窓、部屋数は公式諸間19、事務室92、来客用の寝室52、職員用寝室188、浴室78があり、総数775室の宮殿です。

女王自身の個人資産は720億円(5億ドル)あるのではないか?と報じられています。その多くは父親から相続した不動産が占めており、200億円のバラモラル城などがあります。また祖父から引き継いだ切手は190億円相当。1枚だけで2億円8000万以上の切手もあるそうです。他にも競走馬・繁殖馬・宝石コレクションなどがあります。特に女王は馬が好きだったため競走馬を所有し2017年までの30年間で11億円の賞金を獲得したと言われています。

新国王が納めるべき相続税は?

チャールズ国王へ相続される莫大な遺産の相続税についてはどのようになるのでしょうか?
イギリスでは、原則32万5,000ポンド(約5,500万円)を超える部分に40%の相続税がかかります。
ただ、今回のような君主の相続財産については相続税が免除されます。
1993年にイギリス政府は王族の資産が激減してしまうことを避けるため、イギリス政府は1993年に
国王への相続税を免除するルールを導入したためです。
もし、この制度がない場合チャールズ国王は約290億円の相続税を納める必要があるそうです。

まとめ

今回は話題になったエリザベス女王の資産と相続税についてまとめました。遺産の桁が違い過ぎてびっくりですね。

さて、「相続の準備」については、事前にできることが沢山あります。何からスタートすればいいのか?
今の自分の状態はどうなのだろう?一番自分がいいと思う形で次の世代へ財産を引き継ぐには?等
不明な点がある場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。

当事務所は「相続の準備」により一人一人の状況に合わせてサポートいたします。
大阪だけでなく、全国のご相談にも対応しております。

執筆:遠山真由美(大阪市北区)
(税制は投稿時点のものになりますので、ご注意ください)

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