相続準備メモ:借入金・ローン・保証人について

相続ブログ

相続準備メモは 相続の準備 の第一歩です。
今回のテーマは「相続準備メモの作成」借入金・ローン・保証人編です。

相続準備メモとは?

相続の準備 のスタートには「相続準備メモ」がおススメです。
身の回りの情報をメモすることで「相続準備がちょっとだけ前に進める」ことができるツールです。
書き方は遺言書と違って自由です。いつ作成を始めても構いません。
また、今書けるメモだけをかいたらいいので書く範囲も自由です。

どうやって書いていくの?

相続準備メモは、一枚一枚のメモを単独で残すものです。
そのため、一枚メモができたら、一つ相続準備が進んだ、という実感が持てるとツールです。
自分に必要なメモを作成し一枚ずつメモを重ねることで、一歩ずつ相続準備がすすむ、というコンセプトでつくられています。
自分に必要なものだけを印刷して頂き、一つ一つ作成していきましょう。

相続準備メモの目的は、残された方が困らないようにするため、が第一です。
そういう意味で、相続後に残された方への情報の申し送りの色の濃いツールです。
是非、一歩一歩、気になるところからで結構ですので、メモを作成することで準備を進めていただければと思います。

今回の相続準備メモのテーマは「借入金・ローン」「保証人」です。

今回ご紹介する相続準備メモは「借入金・ローン」「保証人」関係です。

第三者からお金を借りていたり保証人になっていたりすると、それは相続の対象となります。
何も残さず亡くなってしまった場合、遺品整理の段階で借用書が見つかったり、返済が滞って債権者から通知や電話連絡があって、初めて知ることもあります。

何も残ってない場合、相続人がどうやって借入れを調べるのでしょうか?
それについては、「相続で借入や債務がある場合のチェック方法」(2021.11.26ブログ)も参考になります。
相続人が亡くなった方の借入を調べるには、様々な手続きが必要です。
その際には、色々な書類が必要であり、手数料もかかります。
相続の準備メモを活用し、残された家族がトラブルに巻き込まれないように詳細を整理しておきましょう。

借入金・ローンについての情報

このメモは借入先の整理のため作成して使います。
ダウンロードはこちら

まずは、借入れをした際には借用書を作成しています。それを見ながらまずは基本事項を記入しましょう。
次に引き落とされる銀行情報を書きましょう。
その他、書き込める情報があれば書いておきます。
わからないところはあけておいてかまいません。

保証人の情報

このメモは、保証人になっている場合印刷をして使います。
ダウンロードはこちら

保証人になった時の契約書などを参考に記入しましょう。
もしかしたら記入するのを躊躇するかもしれません。
ただ、相続が発生したのちに、相続人が知ってトラブルに巻き込まれることを防止するためにも情報をメモしておくことが大切になります。先に手立てを講じる助けにもなります。また、自分自身の生前整理のために専門家に相談することも一つの手かもしれません。最近は無料相談も実施している所も多いので、悩むことがないよう進めていけたらいいですね。

まとめ

相続の準備 を進めるうえでのポイントは、情報と思いの部分の切り分けです。
残される方が楽になるような情報は、整理して受け取りやすくすることも残される方へのギフトになります。
もちろん、それも自分自身の振り返りにもなりますし、家族や知人に対する思いやメッセージもあわせて残されることもお勧めしています。

市川欽一税理士事務所では「相続の準備」「相続申告」を支援しています。
相続の準備をしておきたい・詳しく知りたいなどありましたら、いつでもご相談承っています。
ご自身の意向に沿った最善と思われる方法をご提案いたします。

(相続準備メモは、市川欽一税理士事務所・合同会社ライフシェルパで共同開発しています。)

執筆:遠山 真由美(大阪市北区南森町)

(制度は投稿時点のものになりますので、ご注意ください)

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